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続き物記事(1)日本語教育機関その4、日本語教育能力検定試験

さて、前回は日本語の先生になるためのなんちゃら試験とは、みたいなところで終わっていました。なんちゃら試験、正確には「日本語教育能力検定試験」と言います。

 日本語教育能力検定試験。短くJLTCT。何て読むんでしょう。ジルトゥクトゥ?よくわかりません。Japanese Language Teaching Competency Test、だそうです。試験概要等は日本国際教育支援協会のページまで。 http://www.jees.or.jp/jltct/

 試験は年1回、今は10月に実施されているんですね。僕が受けた時は12月だったような。うろ覚えですが。

応募者、受験者、合格者の推移が上記サイト内にありました。科目受験者を含んでいるため、他のサイトなどとは若干数値に違いがあります。

画像にして貼り付けています。スマホで見えるのかな。

だいたい毎年(試験は1年に1回だけです)応募者のうち2割程度が、申し込んだのに受験していません(ほかの試験ではどうなのでしょうね。応募者と受験者の関係)。

 とにかくそこで脱落しなかった人、あきらめなかった(?)受験者だけに限っても、2割ちょっとしか合格していません。難易度の高い試験だと言えそうです。

 申し込みは8月初旬に締め切られ、現在の試験実施日は10月の後半です。試験時間が9:00~16:40、丸一日がかりで広い範囲の知識を問われます。

 出題範囲や測定内容は

http://www.jees.or.jp/jltct/range.htm で公開されています。なかなかの量ですね。これでも平成23年(第25回)実施分からの試験範囲改定によって若干「まろやか」になったとか聞きます。本当かよ。

 なかなかの難関であるこの試験に合格するのが、日本語の先生になるひとつの道です。もちろん(というか何というか、)僕も合格しています。平成12年度だったかな。

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 前回の記事が「長すぎる」という嬉しい反応を頂きました。大サービス中です。自分でもiPhoneで見てみましたが、確かに長いですね。そんなわけで、今回はこの辺で。

 次回はJLTCT以外の日本語の先生への道、日本語教育について専門的な知識、能力を有するものとは何かを覗いてみようと思います。

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