散髪
人は頃合いを見て散髪に行くわけですね。
ええ…そこでなんですが。
みなさんの「頃合い」ってのはどんなもんなのでしょう。散髪。
僕は横に広がる髪質なので、すこし油断すると家の者に
エリンギのようだと言われてしまいます。
エリンギ化した頭をシメジぐらいに修正するのが散髪の目的です。
女性は散髪屋さんには行かないんでしょうかね。美容院かな。
行ったことあるんですよ美容院。でもあれですね。
美容院には「顔剃り」が無いですね。あるのかな。よくわかりませんが。
顔剃り、気持ちがよいものです。
何よりもそこに自然発生する「信頼」が喜ばしい。
茶筅みたいなブラシを泡泡にして髭面に塗ったくり、
そこによぉく手入れされたカミソリがサリサリサリサリ…と当てられる。
そこに生まれているのは無条件の、疑いの欠片も介在しない信頼ですよ。うん。
どうします店員さんが殺意を持っていたら。一瞬ですよ。サリッといかれちゃう。
どうあっても、散髪屋さんだけは怒らせちゃいけません。
あと何回ぐらい散髪屋さんに行くのかはわかりませんが、
その都度感謝しつつ身を任せていきたいと思います。